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​夜タメ総研とは

新型コロナ感染症の流行は夜の過ごし方を大きく変化させました

飲食店の時短営業や閉鎖といった外的要因に加え

働き方や生活の変化による生活者の意識の変化も大きな要因です

 

そんなライフスタイルの変化、特に夜の過ごし方に焦点を当て

With/Afterコロナの、新しい夜のエンターテイメントを調査・研究するのが夜タメ総研です

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RESEARCH

意識調査レポート

夜タメ総研が実施した新しい夜の過ごし方についての生活者意識調査をご紹介します

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OPINION

OPINION

専門家の声

調査レポートに寄せて夜のエンターテイメントに関わる専門家から声をいただきました

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ーこれからの夜の再起動、そこに広がる夜の風景が楽しみになるレポート

数年前まで日本の法律で、夜、お酒とともにダンスや音楽を提供することが強く規制されていましたが、それは夜に対するネガティブな印象が根強くあったからでしょう。コロナ禍でも夜の街は諸悪の根源として吊し上げられました。

しかし、実際のところ皆にとっての夜はどんな場なのだろう。夜の様々な営業を規制する風営法改正にかかわり、改正後はナイトタイムエコノミーを推進してきた立場として、“夜の過ごし方に関する調査レポート”を興味深く拝見しました。

4人に1人が平日夜の帰宅後にやることがなくて困る= “帰宅後難民”というのは、コロナ禍以降に帰宅や終業が早まった人が一定数いること、また外出を伴う夜の予定が減ったことからも納得の結果かと思います。

夜は多様な交流の場、そして様々な文化が生まれる創造的な場でもあります。そんな夜ならではの体験は日中の活力にもつながっていくでしょう。夜の外遊びが減ったことで「ストレスが溜まった」という人が35.9%いることからも、それがわかりますね。昼間の肩書きや立場を取り払ってくれる夜は、私たちに偶然に満ちた出会いをもたらしてくれるし、昼間とは違う素敵な雰囲気で演出してくれます。人との距離は近くなり、街はより親密度を増していくのが夜の面白さだと感じます。

また自分の時間に没頭できるのも夜の特徴です。昼間の仕事から解放された後の自分だけの時間。趣味に没頭しても、ゲームや動画に興じてもいい。夜は経済合理性や生産性といった指標を切り離してくれると同時に、自分らしい時間に導いてくれる。実はそれは、とても豊かで創造的なことなんだと思います。

ぜひ“帰宅後難民”状態の方には、自宅での夜の楽しみを方を増やしてほしいと思います。その選択肢としては「スポーツ」や「動画視聴」などが人気のようですね。また、夜の外遊びが減っても比較的ストレスを溜めていない20代男性は「自宅で勉強」や「自宅でギャンブル=“宅ガケ”」を楽しんでいるのが特徴のようです。今までやったことがない種類の楽しみ方を発見するのもナイトタイムの充実につながるかもしれません。

そんな夜の可能性を垣間見ることができ、これからの夜の再起動、そこに広がる夜の風景がとても楽しみになる調査レポートでした。

齋藤貴弘

Field-R法律事務所弁護士、ナイトタイムエコノミー推進協議会代表理事

弁護士として文化芸術、エンターテイメント領域を中心とした法務コンサルティングを行うとともに、各種事業や文化を推進していくためのルール整備や政策提言を行う。著書に“ルールメイキング: ナイトタイムエコノミーで実践した社会を変える方法論(学芸出版社)”

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